私服だったら清潔か?

「脱・白衣」広がる 子の緊張和らげ、清潔な服で診察

>  「いけだこどもクリニック」(堺市北区)の池田和茂院長(47)が2006年10月の開業以来、「脱・白衣」路線を貫いてきた理由の一つは意外にも「衛生上の問題」だ。約20年間の病院勤務時代、週に2回程度しか白衣をクリーニングしてもらえず、衛生面で疑問に思ってきた。

 そ,それは,その病院の衛生管理の問題かと.週に2回(2枚じゃないよね)のクリーニングなら,5-6枚の白衣があれば毎日着替えることも可能では? 大抵の病院は,勤務に際し白衣の1-2枚(/年)支給されたり,貸与されるから,病院をいくつか経ると,手持ちの白衣が10枚近くになることも珍しくない.

> 「今は私服だから毎日洗濯し、清潔な服で診察出来る」

 私服でも,シャツはともかく,セーターやズボンは毎日洗濯しないのでは?
 それに,はい,お口あーんしてー,で,ゲロ吐かれちゃった日にゃあ...嘔吐下痢症だと感染力が非常に強いわけだが,私服だから自宅の洗濯機で洗うんだろうか?

> 医師、看護師だけでなく事務職も含め約100人の職員全員が、おそろいの半袖シャツとカーディガン、ユニクロのチノパン姿だ。

 さて,そのカーディガンとチノパンの洗濯頻度はいかに.

> 「医師は医師同士、看護師は看護師同士で固まりがちだったが、より良い医療を目指すという目的は同じ。同じユニホームにすることでチーム意識を高めたかった」

 ユニホームが別でも,チーム意識を高めることは可能なはず.このあたり,夫婦別姓議論と似てるな(同じ姓でないと,家族としての一体感がない,とか).

> ただ現在、実際に白衣を毎日洗濯する医師は少なく、私服の上に着る「作業着」的存在になりがち。

 だからー,作業着なんだってば.


しかし,何でこの記事 「医者」って言葉で始めるんだろうなぁ.
記者についての記事も「ブン屋」で始めてOKだな.



「脱・白衣」広がる 子の緊張和らげ、清潔な服で診察

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 医者のトレードマークとも言える白衣を診察室で着ない医師が、小児科や心療内科を中心に増えている。患者の緊張感を和らげる効果や動きやすさ、衛生面など狙いは様々。中には「患者中心の医療を阻む」として白衣を全廃した病院も。ポロシャツやワイシャツで診察する姿は、患者からも好評だ。

 東京都東村山市の西武東村山駅前に、昨年10月に開業したばかりの小児科「どんぐりキッズクリニック」。石井ちぐさ院長(41)はアンパンマンなどアニメのキャラクター入りのシャツで診療にあたる。

 約15年間の勤務医時代は白衣を愛用していた。だが、「白衣姿を見ただけで怖がる子どもさんが多かった。開業を機に、少しでもお子さんの心の負担を軽くしたいと思って白衣を脱いだ」。看護師と事務員もおそろいのキャラクター入りシャツを着用。柄は5種類あり、毎日替えて子どもたちを楽しませている。

 大阪市中央区の心療内科「なかがわ中之島クリニック」の中川晶医師(57)がワイシャツで診察するのは、「白衣は医師と患者の間に壁を作る」と考えるからだ。

 白衣の医師の前では緊張して血圧が上がる「白衣高血圧症」という症状がある。中川さんは「心療内科では患者さんにリラックスしてもらい、話してもらうことが大事。医師と患者の壁は低ければ低い方がいい」と話す。

 「いけだこどもクリニック」(堺市北区)の池田和茂院長(47)が2006年10月の開業以来、「脱・白衣」路線を貫いてきた理由の一つは意外にも「衛生上の問題」だ。約20年間の病院勤務時代、週に2回程度しか白衣をクリーニングしてもらえず、衛生面で疑問に思ってきた。「今は私服だから毎日洗濯し、清潔な服で診察出来る」と話す。
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 院長は白と水色のしま模様のポロシャツ、看護師や事務員も柄物の半袖シャツ姿。4人の子が同クリニックのかかりつけという地元の主婦、中尾理恵さん(34)は「子どもも看護師さんの可愛い服が気に入っている」と歓迎する。

 病院全体で白衣を廃止したのは、兵庫県姫路市の中谷病院。医師、看護師だけでなく事務職も含め約100人の職員全員が、おそろいの半袖シャツとカーディガン、ユニクロのチノパン姿だ。

 中谷裕司院長(42)は「医師は医師同士、看護師は看護師同士で固まりがちだったが、より良い医療を目指すという目的は同じ。同じユニホームにすることでチーム意識を高めたかった」と話す。

 明治大学国際日本学部の中野香織特任教授(服飾史)によると、西洋で医師が白衣を着るようになったのは19世紀後半から。それまでは黒いフロックコートを羽織っていた。コートは在職中、洗濯することなく診察室に置かれた。その後、衛生面が重視されるようになり、科学者が実験室で着ていた白衣が洗いやすいとして医師の間でも定着していったという。

 ただ現在、実際に白衣を毎日洗濯する医師は少なく、私服の上に着る「作業着」的存在になりがち。白衣メーカーの国内大手ナガイレーベン(東京)によると、病院など大規模な医療機関では今も圧倒的に白衣が主流だが、診療所レベルではここ数年、小児科などで少しずつ「脱・白衣」が広がっているという。

 大阪府羽曳野市の島田病院は1995年、「動きやすさ」を重視して白衣をいったん全廃したものの、その後復活させた。病院スタッフ全員がポロシャツを着用したところ、患者から「誰が看護師か分からない」などの苦情が出たためだという。看護師は01年にナース服を復活。医師も03年から自由選択に変え、事務職は制服に戻した。

 現在、医師14人のうち11人が白衣、3人がポロシャツなど。島田京子常務理事は「うちは『脱・白衣』に取り組むのが10年ほど早すぎた。試行錯誤した結果、服装はいろんなバリエーションがあっていい、という結論に達したわけです」と話す。(浅見和生)
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by e_physician | 2010-01-07 21:42 | 医学・医療一般


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