医師が患者になるとき

ちょっと調子悪くて,専門医の診察を…て思った時に,勤務医の場合 最初のジレンマは勤務先の病院を受診するかどうか,である.
日頃その人となりを知ってる信頼できる医師に診てもらえる,という安心感と,プライバシーのなさとの間で.電子カルテは,誰がアクセスしたかログが残るが,みんな忙しくてログインしっぱなしで席を立つのは,日常的な風景.そこで,ちょっと誰かのカルテをのぞき見ることは,医師・看護師だと簡単にできてしまう.いや,別に恥ずかしい既往とかはないけども,ね.やっぱ,ちょっと抵抗がある.

あと何科を受診するか,どういう検査が待っているか,も重要.眼科・耳鼻科ならいいかもしれないが,大腸カメラを顔見知りの先生にやってもらうなんてのは,相当なハードルだ.

民間病院の場合,職員が受診した際は医療費免除ってとこも多いから,それを理由に自院を受診する医師は多いようだが.


で,今回は恥ずかしい検査などは想定されなかったのではあるが,やっぱプライバシーコンシャスな自分としては,他院を受診することにした.身分を明かすのが是か否か,自分は最初に明かすのがフェアだと思っているので,問診票に記載.この日は初診が混んでいて待ち時間が長かったので,その間に,どうせ聞かれそうな病歴をあらかじめ記載して提出した.多分 後期研修医の先生だと思ったが,「当院にお越し頂きありがとうございます(笑)」といって,右から左に電カルに入力していた.ので,ほとんど何も聞かれなかった.
やっぱ医者たるもの,受診するならこうあるべし,じゃないかなぁ.
自分はQQだから,夜間緊急に受診する医師や医師が家族に付き添ってくるケースをたまに経験するのだけど,どうせ聞かれることわかってるんだから,待ち時間の間に書いといてくれると楽なのに,とつい思ってしまう.そうすれば問診時間も短縮できるのに,と.
「お父様はおタバコは吸われますか?」 「えーっと,10年くらい前まで吸ってたっけな? どうだっけ?」なんて会話 time-consumingなだけだと思うけど.例え空で言えてもね,やっぱ書いてあるとお互い楽じゃない?
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by E_physician | 2014-04-18 23:15 | 医学・医療一般


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