Conversation peace

d0023240_22323093.jpg全然タイムリーではないけれど,久々に斉藤美奈子の著書を読んだ.例によって納得するところ満載.中でも以下の部分は,そうそうそうなんだよ,と思わず膝をたたいた.

p.023
 べつにむずかしいことではない.女性にとっての妊娠や出産はかなりデリケートかつプライベートな問題なので,一般論であっても特定の個人についての詮索でも,相手が既婚者でも単身者でも,原則として避けておくのが賢明.「××子さん,子どもはまだなの?」程度の会話でも,実の母娘なら口げんかのもと,嫁姑なら陰険な確執のもとになるのだ.
 生まれてもいない子どもの話はわざわいのもと.この件では,そうとう親しい同性の友人や家族でも,一定の気づかいが望まれる.まして事情を知らない人の場合,当人から打ち明けられない限り,話題にするのはやめておいた方がいい.


 私のかつての職場にはやたらと詮索好きな人がいて,鬱陶しくてしょうがなかった.根っからそういう性質(たち)な人なので,悪気がないだけに,却って始末に負えない.そういう人に上記のようなことを言えば,きっと「そんな腫れ物に触るような感じじゃ堅苦しいじゃないか」などという反応が返ってきたことだろう.
 プライベートをネタにできないと堅苦しいと感じるなら,それはあなたのコミュニケーション能力の貧しさの表れだ.他に話題はないのか,と.



 ついでにもう一点.いわゆる土俵問題について.

女性の授与者が「土俵の下」にいて「土俵の上」の優勝力士に杯を渡せばよいのである.むろん優勝力士にも土俵を下りていただくか,土俵際まで移動していただく.

 もらう側の力士に土俵下におりてきてもらう,に基本的に賛成だが,亜型として,スキを見計らって(知事が)土俵に駆け上がっちゃう,というのはどうだろう.既成事実化というか前例を作っちゃう,という...いや,冗談だってば.

 知事をクレーンでつり上げて宙に浮かして渡させるという,土俵の上方(over/above)だけど土俵上(on)ではない,っつー案もあったな.確か永六輔だったような.
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by E_physician | 2006-08-19 22:33 | その他


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