個人の責任

幼児3人死亡事故の福岡市、五輪招致行事を自粛

 福岡市の職員が勤務時間外に飲酒運転事故を起こしたからと言って,福岡市に抗議するってのはどういう了見なのかね.忘年会などのように職員が集団で飲酒し...って話なら別だが,これはあくまでもオフの時間の,職務とは全く関係ないことである.ついでに言うと,抗議の電話に対応している間も職員達の給料は税金から支払われているのだけどね.
 「職員教育もできないのに、五輪の候補地に名乗りを上げるべきではない」って,飲酒運転しないように,なんてことまで言わないといけないのだろうか,昨今の雇用主は.じゃあ,万引きは犯罪です,とか,未成年に淫らな行為をしてはいけない,とかまで指導しないといけないのか,社会人相手に.
 福岡市が加害者を懲戒免職にしたり,市長が「飲酒運転撲滅の先頭に立つ」と宣言するのは妥当であるが,謝罪する必要は(心情的にはともかく)ないと思う.五輪誘致とも全く関係ない.

 同様の理由で,野球部員が不祥事を起こすと,その高校が甲子園出場を辞退するのも,今に始まったことではないが,不合理極まりない.これまた野球部員が集団で暴行とかならともかく,個人が私的に行なった行為によって,集団で責任をとらされるとなると,他のメンバーの心の傷は言うまでもなく,当の本人が受ける社会的制裁(針のムシロ)はすさまじい(それが目的なんだろうけど).一生 立ち直れないんじゃないか.実際,ほぼ毎年どこかしらでニュースになるから,結局 抑止力にもなってないけど.

 結局 そうして集団に責任を求めることで,個人の責任を曖昧にしてしまうことの方をみんな求めているように見える.そう言えば,無駄な道路 作ったり,税金の無駄遣いしても,誰も責任取らないしな.





幼児3人死亡事故の福岡市、五輪招致行事を自粛

 福岡市職員が飲酒運転し、幼い子供3人が死亡した事故は、同市の2016年夏季五輪招致活動にも波紋を広げている。

 市と地元経済界でつくる「福岡・九州オリンピック招致推進委員会」は、29日に計画していた2000人規模の応援決起大会の中止を決めた。

 国内候補地が決まる30日、市役所に集まり、決定までの様子を伝えるテレビ中継を見るイベントは規模を縮小。

 推進委は「事故の重大性から、お祭り的なことは自粛した」と説明している。

 同市広聴課には28日午後5時までに、抗議の電話が約120件、メール約800件が寄せられ、職員11人が対応に追われた。「職員教育もできないのに、五輪の候補地に名乗りを上げるべきではない」との声も相次いだという。
[PR]
by E_physician | 2006-08-29 22:55 | その他


<< 尾鷲総合病院にて産婦人科医師募集 飲酒運転の危険性 >>