尿道カテーテルと膀胱炎

日経新聞、新聞奨学生を奴隷扱い 辞められぬ弱みに付け込む

揚げ足取りのようだけど,明らかに誤解であるので,訂正しておきたい.
入院中に、カテーテルを3日間も消毒せずにつけっぱなしにされ、膀胱炎も併発した。
カテーテルは一度入れたら消毒などしない.挿入時の消毒だって,形式的なもので,実質的には消毒の意味はない.一方,体内に異物を入れるのだから,一定の確率で感染は起きる.カテーテル挿入による膀胱炎は防ぎようのない合併症である.
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カテーテル挿入した方がよいかは,安静度や痛みのコントロール具合による.仙骨不全骨折で10日間の入院なら(マスゴミ的には骨折があれば「重症」となるらしいが),医療者の感覚なら軽症~中等症といったところである.不全骨折だから絶対安静とは思えないから,要は尿意をもよおすたびにナースコールしてベッド上で尿器で排尿する方を好むかどうかである.カテーテル入れておけばそういう煩わしさはないし,どうせ数日で抜けるから,という読みもあったのではないかと考える.
もともと元気なひとがベッド上で尿器で排尿するのは決して快適ではない.解剖学的な理由から,男性はそうでもないかもしれないが(推定),女性は・・・自らの経験はないが,多分 快適ではない(やはり推定).

あ,ひょっとして入れっぱなしが問題? だったら,その都度 簡易導尿しますか? その方が感染率は低いと言われているが,もよおす度に抜き差しされる方がよっぽど不快だと思うが.今まで女性入院患者でこれを希望した人はいないけど.


だいたい,この事故の状況が事実だとすると,悪いのは相手の自動車側であり,奨学生の酷使とは無関係である.



 新聞配達と学業の両立を謳い文句にした新聞奨学生制度。だが日本経済新聞の販売店は、ベテラン配達員でも300部が限度と言われるなか、固定給の制度を悪用し、奨学生になりたての女性に400部近くも配達させた。1年以内に辞めれば奨学金を返済しなければならない弱みに付け込んだ格好だ。バイクの積載重量オーバーで坂道の多い配達区を無理に回らされた結果、女性は交通事故で負傷。なかなか労災すら認めない日経側の態度に、内部告発に踏み切った。

【Digest】
◇新聞奨学生制度
◇事故現場を検証する
◇上村過労死事件からまもなく20年
◇配達部数を検証する
◇積載重量をオーバー
◇長時間労働
◇奴隷の賃金
◇日経の奨学生が朝日新聞を配達
◇労災拒否

 東京都北区赤羽の喫茶店で、新聞奨学生の小勝朝美さん(26歳)が事故の様子をみずから語る。
 「日経新聞の新聞奨学生として、朝刊を配達しているときに交通事故にあいました。救急車で搬送されてそのまま入院しました。わたしを跳ね飛ばしたのは自営業者の普通乗用車で、制限速度が30キロの道路を、50キロから60キロぐらいで走っていたと思います。とにかくものすごいスピードでした。わたしは宙を飛んで臀部を地面に叩きつけられました」

 話を聞いたのは8月25日。本来であれば夕刊を配達している時間帯であるが、小勝さんは後遺症で休職中の身だ。

 事故が発生したのは、今年の3月26日、午前5時45分ごろである。事故現場は東京都北区赤羽西1丁目27番の路上。下り坂の路地と大通りがまじわる地点である。幸いに命に別状はなかったが、仙骨不全骨折と診断された。入院中に、カテーテルを3日間も消毒せずにつけっぱなしにされ、膀胱炎も併発した。退院までの10日間を、小勝さんはもがき苦しんだのである。

 この交通事故を教訓とし、新聞奨学生制度が抱えているさまざまな問題点に気づいた。みずからの体験を通じて、小勝さんは、

「奨学生制度は、一種のだましですよ」

 と、話す。


◇新聞奨学生制度
 親から経済的に自立して大学や専門学校で学びたい若者にとって、新聞を配達することで奨学金が得られる新聞奨学生制度は魅力がある。しかし、小勝さんが新聞奨学生になるまでは、若干の回り道があった。

 小勝さんは、高校を卒業すると、働きながら声優をめざした。仲間と一緒に、DC(ドラマ)を制作したり、DCを制作するための事務所を立ち上げたりもした。

「そのうちに何をするにも、基礎的な学力が必要だと気づいたのです」

 この時、初めて大学で学びたいと思った。
 しかし、親に経済的な負担をかけるわけにはいかない。そんなときに知ったのが新聞奨学生制度だった。

 産経新聞と日経新聞の奨学生制度の説明会に参加した。他の新聞社の奨学生制度についてもネットで情報を得た。そして最終的に日経新聞の奨学生制度を選んだのである。小勝さんが入手した日経育英会のパンフレットには、小島信仁理事長の挨拶が掲載されていた。そこにはこんなことが書かれていた。

「日経育英会は奨学生のみなさんが安心して学業と仕事の両立ができるよう、『環境』『時間』『経済』という3つの視点でゆとりの確保に全力を尽くしてまいりました。さらに今後も引き続き精いっぱい努力する所存です」

 12月に面接を受けて、すぐに採用になった。本来であれば4月の新学期から仕事をスタートするが、1月から新聞配達を始めた。配属された販売店は、東京都北区にある日経新聞の専売店、日経・赤羽西部だった。

 給料が約9万円で、それ以外に年間60万円の奨学金を受けることができる。(ただし、事故当時は就学前だったので、奨学金の代わりに約15万円の給料を受けていた。)1年以内に奨学生を辞めると、奨学金を返済しなければならない。

 新聞を配達しながら学業に励むという小勝さんの挑戦は始まったが、新学期に入る前に、交通事故によって暗礁に乗り上げたのである。

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by E_physician | 2007-09-02 17:15 | 医学・医療一般


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