現場を離れない救急車

だからね,前にも書いたけど,行き先が決まらないと走りようがないわけよ.

天漢日乗さんとこで,ノリックの交通事故死に関して
やっときた救急車でしたがいつになっても病院へ向かおうとしなかったそうです。現場は大きな病院が数多くあり、徒歩でも1分足らずで付く病院もあると言うのに、およそ20分くらいなかなか現場を離れようとはしなかったそうです。

傷病者の重症度から,それに対応可能な病院の中で,最も近い方から当たっていくのである.すぐ目の前に(一見)立派で大きな病院があっても,大事なのはハコではなくて,中身.近くても,外傷なんか診れない病院には運べない.急がば回れ,みたいな状況.もちろん,陸の孤島みたいなすんごい僻地で,とりあえずこの道の方向にしか病院がない,なんて場合はとりあえず走りながら搬送先を探すってこともなくはないけど,この事故のように都会の真ん中で,四方八方に病院がある場合は,行き先決まるまで動かないのがベストなのだ.

だから,間違っても,すぐに出発しない救急車に向かってヤジを飛ばしたりしないでくれよな.救急隊だって必死なんだから.

そうそう,処置中で受け入れ不能,なんてことにならないように,軽いケガなんかで夜の救急を受診するのもやめようね.ベッドが満床になっちゃうから,「入院させろー!」って騒ぐのも.

皆様の日頃の協力が第2のノリックを救うかもしれません.
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by E_physician | 2007-10-11 22:18 | 救急


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