たらいは回るよ どこまでも

(↑どっかで拾ったこのフレーズ,一度タイトルに使ってみたかったんだよねー)

全身やけど、搬送に1時間 宮城・蔵王で住宅全焼

Ⅱ°/2+Ⅲ°(Burn Index)に,年齢を加えたPrognostic Burn Indexが100を超える症例は予後不良.「特に腰から下のやけどがひどく」で,仮に腰から下の半分がⅢ°と仮定すると,88歳では,余裕で100を超える.(ちなみにPBI>120なら致命的とされている).そもそも治療対象となるかどうかはさておき,重症熱傷を治療可能な病院が宮城県にいくつもあるわけないだろう.

  いわゆるたらい回しとは考えていない

って,いわゆる“マスゴミが言うところの”,って意味じゃないよな.どーせ.

だったら病院を売るなよ.


実は今年の抱負は,blogにニュースネタを使わないこと,にしようと思ってたんだが...早々に釣られてしまったよ.






全身やけど、搬送に1時間 宮城・蔵王で住宅全焼

1月7日14時41分配信 河北新報

 6日午後10時15分ごろ、宮城県蔵王町平沢、無職山家タマコさん(88)方から出火、木造平屋の住宅約35平方メートルが全焼した。山家さんは全身やけどの重傷で、仙台市立病院に搬送された。救急車は四つの病院に計5回受け入れを断られ、現場到着から出発までに約30分、病院収容までに結局、約1時間かかった。

 仙南地域広域行政事務組合消防本部(宮城県大河原町)によると、救急車は大河原消防署から出動し、午後10時50分に現場に到着。山家さんは意識はあったが、特に腰から下のやけどがひどく、高度な治療が必要だったという。

 消防本部は公立刈田総合病院(白石市)、東北大病院(仙台市)などに受け入れを要請したが、他に救急患者がいたり、体制の整った病院を勧められるなどの理由で断られ、最終的には仙台市立病院が2度目の要請を受け入れた。

 東北大病院は「2、3回の手術が必要な重症の熱傷患者が2人入院中で、新たな患者を治療する余裕がなかった。ただ、他病院の受け入れが難しい場合は引き受けるつもりだった」(救急部)と説明している。

 消防本部は「全身やけどは処置が難しく、高度治療が必要だったために起きた極めてまれなケース。いわゆるたらい回しとは考えていない」と話している。
 白石署の調べでは、山家さんは一人暮らし。炭こたつと石油ストーブがある茶の間付近の燃え方が激しく、同署が原因を調べている。

最終更新:1月7日14時41分
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by E_physician | 2008-01-08 00:00 | 救急


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