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インフルエンザ

一緒にスキーに来ていた知人が,昼間は元気に滑ってたのに,夕食中に,何だか調子悪いと急に言い出して,中座して部屋で休むことになった.食後 様子を見に行くと,かなり辛そうで体熱感あり,私が持参していた体温計で測ると38度台の発熱.咽頭痛もあるので,予防接種はしているが,多分 インフルエンザだろうと診断.
翌朝も熱は37度台後半で症状持続,予防接種しているからこの程度で済んでいるんだろう.半日滑って帰宅予定だったが,滑るのはやめて,チェックアウト時間までゆっくり休ませて帰宅することにした.それぞれ個別にチェックアウトを済ませたのだが,帰り際に宿の主人は知人に「ちゃんと受診してくださいよ!」と言ったらしい.
私が医者だってことは宿主は知っているし,インフルエンザだろうとも伝えてある.にも関わらず,こんなことを言う.結局は,医者の診断より「インフルエンザの検査」の方を信頼するのだ(1割~は偽陰性という検査なのに).それと,客の体調より自分たち(宿側)のことした考えていないってこともバレバレ.宿としてすべきことは,受診を強要することではなく,インフルエンザとみなして,客室の換気・消毒といった一般的な対策をするしかないのだが.
インフルエンザ(疑い含む)だったら,大事なことは休養と水分摂取と,むやみに出歩かないこと.呼吸が苦しいとか水分も摂れないとか,重篤な基礎疾患があるとかでなければ,受診は不要(むしろ受診しない方がいい)なのに,職場や学校から「インフルエンザの検査受けてきなさいって言われてました」という受診が多いのは,こうした背景がある.
風邪気味だったのを無理してスキーに来たわけではない.たまたまスキー中にどこかでウィルスをもらってしまったかわいそうな客なのに,まるでバイキン扱い.もう二度とこの宿には行かない.
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by E_physician | 2018-03-06 14:17 | 旅行